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サンウソメインのONE PIECE二次創作ブログです。
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2025/05/24 (Sat) 17:26
Posted by 夢月
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2011/05/29 (Sun) 22:15
Posted by 夢月
やっと書ける日が来ました(笑)
「やっと」とか言ってる割には短いものになりましたが(;^-^A

内容はもちろんサンウソです。
またもサンジが暴走して、最初考えてたのとは違う感じに・・・。
ウソップをそうしてあげたかったのですが、サンジの暴走により、そうなったのはサンジでした(笑)
どうも私の中のサンジは押しが強くて・・・。
もちろんヘタレなサンジくんも大好きですが!←聞いてない(笑)







朝起きたらスゲーきれいな青空だった。
サンジのメシはいつも美味いけど、朝食に出たかぼちゃのポタージュスープがめちゃくちゃ美味かった。
朝の青空に感性を刺激され、午前中はウソップ工場支部で絵を描くと決めていたおれは新品の鉛筆を握る。
絵のモデルを探して見回すと、描きたいものが沢山あった。
まず、この青空。
穏やかな顔で花壇の水やりをするロビン。
真剣な顔でみかんの木の手入れをするナミ。
芝生甲板で寝てるゾロ。
遠くの波間に見えたクジラ。
バイオリンを弾くブルック。
今日はなんだか調子が良くて、満足できる絵が沢山描けた。
午後はルフィとチョッパーと釣りをした。
待ってる間におれが話す冒険譚にチョッパーは瞳を輝かせる。
釣れると生簀に放り込んで、その度にアクアリウムバーへ見に行く。
コーラを飲んでたフランキーが満足そうに笑った。
そろそろやめようかと思った頃に海王類が釣れ、ルフィとゾロがやっつけた。
肉が食える!と、ルフィは大喜び。
本来なら何日か分の食料になるはずだったその肉は、晩飯でルフィが食べ尽くしてナミに殴られた。
晩飯後、風呂に入る前に日課になっている後片付けの手伝い。
サンジと並んで食器を洗う。
たわいのない会話に、笑顔のサンジ。
いつもと何も変わらないけど、だからこそ、急に愛しさが込み上げた。

「サンジ、すきだ」
「おれも好きだぜ、ウソップ」

目を閉じて少し上を向くと、サンジからのキスが下りてくる。
何回かキスしたあとに、額を合わせて二人で笑う。

「おまえから言うなんてクソ珍しいじゃねぇか」
「まぁ、たまにはな」
「この調子で1日最低10回は言って欲しいもんだ」
「いや10回は多いだろ!ハードル高すぎるわ!!しかも最低かよ!!」
「だったら毎晩ヤら」
「ぎゃーーっ!!なんて恐ろしいことを言おうとしてんだ!!!」
「愛し合ってんだ。当然だろ?」
こんな言葉を恥ずかしげもなくさらりと言う辺りは、さすがはラブコックと言うべきか。
おれにはまだ「すき」が限界だ。
しかし、そんなおれの「すき」が、サンジの中のエロコックのスイッチを押してしまったらしく・・・。
「っていうか、今夜はOKって事だよな!」
「全然違うわ!!どんだけ飛躍すんだ!?」
いつもは楽しい皿洗いがとんだ攻防戦になった。

風呂から上がり、あとは寝るだけ。
色々あったが今日も平和だったと言えるだろう。
ふと見上げると、雲ひとつない満天の星空が広がっていた。
みんながいて、サンジがいて、おれがいる。
ずいぶん昔に一度は失くしてしまった、大切な人達との生活というものを、おれは時々かみしめる。
「おれ、今日も幸せだなぁ・・・」


ちなみに、キッチンでの攻防戦は「一緒のボンクで眠る」という、どちらかというとアウト気味の苦肉の策で乗り切った。
別に、星空を見てるのは現実逃避とかではない、はず・・・・。




『幸福の日』




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